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[意外と読めてないQRが多い]ちゃんと読めるQRコード作り講座3

 さて、今回も読めないQRコードと、それを作らないようにするためのテクニックにについて語ろうと思う。

 というか、そろそろ予定の倍以上の長さなので、今日辺りはもう終わるよなさすがに、と思いつつ書いています。

 ぶっちゃけ、10行くらいでまとめちゃって良いですか?

 だめですか、そうですか。

 まずは前回と前々回を読まれていない方、第一回第二回をまずは読んできてください

黒以外の色で白地以外の所に印刷すると認識率が下がります

 みなさんは、カラフルなQRコードを見たことがあるだろうか、最近はQRも普及したためにあちこちで使われる場面が増えてきた感があるが、QRコードはどうにもデザイン的に「無粋」であると思う、ついついQRコードをカラフルに印刷してしまいたくなるのも解る。

 だがしかし、QRコードは白地に黒での印刷をしたときがベストな状態であって、それ以外のシチュエーションでは認識率は下がってしまう、注意しよう。

 特に、黄色、ピンク、蛍光色、銀や金色などの反射する色、この辺はやめてください。

 目安としては、印刷されたQRコードを、白黒のコピー機に掛けて、ちゃんとしろと黒でコピーされてくるような濃度の色での印刷が望ましいです。

 また、4色印刷(フルカラーの印刷)などの時、2色の掛け合わせになるような色は避けた方がいいようです、特に、100%以外の色を使ったときには「網点」という物が出来るのですが、わずかにでも版ズレしたときに、この網が正方形のエッジをごつごつにしてしまい、結果的に認識率を下げることにも繋がってしまいます。(これは前回述べたにじんだQRとも繋がってきます)

 前回も述べたとおり、QRコードは出来るだけ使われているインキの中で一番濃い色で(フルカラーの印刷なら黒で)、100%の色、多色刷りなら、その中で一番濃い色の100%を使いましょう。

 また、最近QRコードでコードの周囲2ドット分の余白を消している例もよく見かけますが、あれは有った方が認識率は上がります。

 紙の色も出来れば、白にしてインキ色は黒、要はもっともコントラストがハッキリする状態が好ましいです。

QRコードにも最適な大きさがある

 私は以前から疑問に思っているのですが、何故ほとんどの場合QRコードは1種類しか印刷媒体に用意しないのでしょうか?

 たとえば、携帯電話でQRコードが読めるようになったのは2002~2003頃なのですが、最近(2006年11月現在)の携帯電話のカメラでは画素数が300万を超えることも珍しくなくなってきましたが、QRがやっと読めるようになった当初は20~30万画素くらいが関の山だったように思われます。

 最近の携帯ではQRコードは小さめでも読めますが、昔の携帯であれば、やや大きさを要するでしょう。

 しかし、大きくしすぎると、やや離さなければならなくなります、しかしQRコードを撮るときの携帯は、ほとんどの機種で接写モードになっていると思われますが、接写モードの場合、離しすぎるとぼやけてしまい、大きめのQRコードの全体が撮影できず結局内容が取得できなかったという経験は、皆様もあるのではないでしょうか?

 そこで私は、同内容のQRコードでも、3種類程度の大きさのQRコードを用意することを提案します。

 こんな感じで、友人のサイトでは運用しています。

 そうすることで、カメラの画素数やピントの問題で読み書きが出来ないという事態は避けられるのではないかと思います。

 印刷物などでも、せめて大小2種くらいのものを用意するべきなのではないかと思います。

あと思いついちゃったこと

 QRの保存形式はPNGかGIFが良いのではないだろうか、Jpegだと場合によっては黒と白のエッジが正確にでない、白や黒の部分が微妙にグレーになる、等があるからだ(ちょっと宗教的潔癖さか?)

 ただ、やはり印刷媒体などへの転用も考えた場合、QRコードのソースがJpeg形式であるというのは余りよろしくないので、可逆圧縮の白黒2値画像形式での保存が望ましいと考えるが、いかがだろうか?

まとめるまでもないので、ちょっと次回に向けてのお話し

 と言うわけで、非常に認識のしづらいQRコード、そもそももうQRコードとして壊れてしまって読めなくなっているQRコードについて、DTP的な観点や印刷的な観点から述べましたが、いかがでしょうか?

 読めないQRコードについて検索すると、生成するソフトの問題である、読み取る携帯などリーダー側の問題である、と言うことはネット上には多く語られているのですが、このような視点での言及は余り見受けられない物の、私の目から見ると、そもそもデータではなくQRそのものが印刷や画像処理の不備で起きている例が目に付くために、今回こんな感じで連載してみました。

 さて、では次回は、っていうか次回も続いちゃうのですが、私のQRコードの作成法やその際のポリシーについてお話ししましょう。

 実は、これまでの連載を見てきたことをふまえずとも、「この方法論や物の考え方でQRコードを表示すれば何も問題がない」という方法論です。

 しかし、これまで3回の連載を見てきた人なら、「何故そういう方法で私がQRコードを処理するのか」が理由含めて納得できるでしょう。

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